ことわざ

  民众の生活から生まれ、伝承されてきたものの一つに、ことわざがあります。ことわざは、「転ばぬ先の杖」や「花よりだんご」など、格言のように坚苦しくなく、ずばりと急所をついていて、しかもおもしろいものです。

  ことわざは、易しい言叶と一种のリズムで、覚えやすくできていますが、それには、次のような表现上の工夫もされているものが多いのです。

  同音を重ねるもの。「かめの甲より年の功」(年长者は、経験があって、何事もよく心得ている。)

  対句形式になっているもの、「帯に短したすきに长し」(中途半端で何の役にも立たない。)

  たとえを使うもの。「猫に小判」(価値のあるものでも、それが分からぬ者には、役に立たない。)

  逆说的にいうもの。「急がば回れ」(危険な近道よりも、远くても安全な道を通ったほうが、结局は早く。)

  このように耳に亲しみやすいことわざは、民众の生活の知恵を短い句に込めたものとして、さまざまな面で役割を果たしてきました。「暑さ寒さも彼岸まで」と気象に関する知识を伝え、「腹八分めに医者いらず」と戒め、「弘法も笔の误り」と会话にユーモアをそえてきました。ただし、なかには、そのことわざを生んだ时代の民众が保身の知恵として言いならわしたもので、现代には通じないものもありますし、ことわざとことわざの间に矛盾のあるものも多いです。

  注釈:

  伝承(でんしょう)「名?他サ」传说,继承,口传,代代相传

  ことわざ(谚)「名」谚语

  転ぶ(ころぶ)「自五」跌倒

  ずばり「副」一针见血,一语道破

  中途半场(ちゅうとはんば)「名?ダナ」半途而废,不彻底

  小判(こばん)「名」日本古时的金币

  彼岸(ひがん)「名」春分,秋分前后各加三天共七天的期间

  八分め(はちぶん目)「名」八成,八分

  戒める(いましめる)「他下一」戒,劝戒

  弘法(こうぼう)?名?弘法大师(平安初期的和尚,擅长书法和诗文。)

参考译文:

  谚语

  从民众的生活产生并传承下来的东西的其中之一,就是谚语。谚语是如“未雨绸缪”,“去华求实”等等,不像格言那么的拘泥形式,而是针对关键处一针见血的道破,而且是很有趣的表达方式。

  谚语是简单的词汇,是某种韵律,能很容易记住,但对于像下面在表现方法下工夫的也有很多。

  重复同一个音的“姜还是老的辣”(老年者有经验,对什么事情都更有体会。)

  以对句形式出现的。“高不成,低不就”(半途而废什么也做不成。)

  使用比喻手法的。“对牛弹琴”(即使是价值是再珍贵的东西,如果拥有者不知它的价值也白费)

  以反论来解说的“欲速则不达”(比起走危险的近路,对于走遥远的安全的路,能更快到达目标)

  这些耳熟能详的谚语,作为民众生活中短句集合的智慧,在各种各样的地方起着作用。传达与气象相关联的知识“热至秋分,冷至冬分”。劝戒“常吃八分饱,不把医生找”,谈话中添加幽默的“弘法也会笔误(智者千虑,必有一失)”。但是,在其中,有的是产生那些谚语的时候的民众作为保身的智慧而说惯的东西,在现代也有理解不了的谚语,并且有很多时候谚语与谚语相互之间存在着矛盾。